土曜日, 11月 04, 2006

第0回:自己紹介と動機

皆様、どうもはじめまして。
そして、まぐまぐの読者登録をしていただき
ありがとうございます。

実は私、メールマガジン発行と言うのは、初めての経験です。
至らない点も多いかとは思いますが、多めにみてやってください。

出す前は、正直100人も読んでくれればと思ってたのですが、
発行後2日くらいで900人弱の登録数があり、はっきりいって
正直、びびっております。

そんなわけで今回は、創刊準備号の位置付けで、

1、自己紹介
2、発行のきっかけ
3、今後のメールマガジンの方向性
4、お話(数学はこんなところでも使われてます)

を書いていきたいと思ってます。

1、自己紹介
大学、大学院修士課程を通じて数学を専攻してました。
教育実習をして、教員の道も考えたのですが、現在は
コンピュータ関連の仕事をしております。
本、マガジンで世の中でどんな風に数学が使われてるか
と言う部分にも触れていけたらいいなとも思ってます。


2、発行のきっかけ。

中間試験の真っ只中なコロ、電車の中である女子高生が
等比数列、等差数列の会話をしてて、 その会話の内容は、
「公式覚えた??」
とかそんなんばっかでした。。

ちょっと、がっかりして、なんか救いの手を差し伸べたくなってしまったのです。
そういう理由で、このマガジンを発行しようかなと思った次第です。

もちろん、その場では変な人に思われたらたまんないので黙って聞いてただけでしたけ…

世の中に数学が嫌いな人たちが多いのも事実。
その理由として、数学を教える人たちにも問題があるのではないかな??
と個人的には思ってます。

教科書は、公式を四角く囲みいかにも重要そうな書き方をしている。

上の数列の場合でも、覚えるべき事は公式自体ではなく、実は別の所にあるのです。

視点を代え、強調する部分を代えるだけでも数学に対する印象がかなり変わるんじゃ
ないかなとも思ってます。
そんな部分をこれで伝えられたらいいなって思ってます。

21世紀はIT時代とも言われているが、そういう人材を育てるには数学的な
センスってかなり有用となります。

将来の日本のためにも、そういうセンスをこれを読んで磨いてもらえたらな
なんて風にも思ってます。

3、メールマガジンについて

冒頭にも書いたとおり、私は普通のサラリーマンですので、
発行は不定期になってしまいます。
ただ、週に1度は発行したいなって思ってます。

とりあえず、2.に書いた理由で、最初のテーマは「数列」から始めようと
思ってます。

それ以降の予定ははっきり言って未定です。
リクエストなんかあったら送ってください。
(読者層も全然わかんないですし…)

なるべく、皆様の望むマガジンにしていきたいと思ってます。

宛先は
takes@02.246.ne.jp
までよろしくお願いします。

同時に、感想や励ましのお便りなんかも頂けると
嬉しいです。

4、お話

これだけで、終わってしまうのもなんなので一つだけお話を。
学生の間でよく聞くセリフの一つとして、
「どうせ数学なんてやったって何の役にも立たない」
とかいう類のセリフがあります。

でも、実際それは、お金を払ってその技術を買ってるからいらないように
感じるだけであって、世の中裏ではいろいろ使われてるのです。

その、一例として、人工知能とかがそれに当たります。
例えば、アイボのようなロボットに話し掛けます。
アイボは、言葉を認識し反応しようとします。
ここですべての言葉のパターンをあらかじめ、用意しておくのは
事実上不可能であり、そうすると、

「聞き取れた言葉の中からどういう行動をするのが一番正しいか判断する」

という行為が必要になります。

数学的にいえば、この言葉が出てきて、次にこの言葉が出てきた時は
こういう行動をするのが正解だという確率が高いと言い換えることが
できます。

イメージ的には、「本日の天気予報は雨です」とロボットに言ったときに例えば
ロボットは「予報」と「雨」しか聞き取れなくても、この2つのキーワードから
きっと「天気予報」だろうと判断し、また、天気予報だからきっと「今日」
の事を言ってる確率が高いだろうと判断し、ロボットは

傘を持ってきてあげる。

という行動を取ることが出来る。

こういう、確率的に判断するようなものは一般的に「ベイジアンネットワーク」
といわれている。また、意外と思われるかもしれないが、MicrosoftのOfficeなどの
製品にも、ここら辺の技術も使われたりもする。

以上、長くなりましたがそんな感じでよろしくお願いします。
(次回以降はもっと短くなると思います。)

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